
前回、「全ての事象は自分自身が作り出している」仕組みをお話しました。
そうです、体重と一緒!だから、今ある事象はすべて自分の責任なのですよね。
一方で「すべて自分の責任だ」とも言い切れない厄介な問題もあります。
これは、カウンセリングやリーディングを通して特に実感するようになりました。
そうです、親の影響です。
これは本人の考えなのか、それとも親の考えなのか‥
本人と親とは別の個体ですが、そこに思いが至らないケースがあるのです。
特に若いクライアントさんにこの傾向がよく見られました。
ですから、その古い考え方と決別するのは親を否定されているようで抵抗感があるようです。
もし親の考え方に影響されていたなと感じた場合、それは気づきの始まり。
そこに思いが至った自分を大いに褒め認めてあげて下さい。
親は親。自分は自分。
育ってきた時代も環境も、今はなにもかもが大きく様変わりしています。
ただ、変わってきたこともあれば変わらないこともある。
親から教えてもらった大切な教えやしつけは親の愛情、そこは素直に受け止めてほしいです。
簡単な例を挙げると、かつて正社員にこだわっているクライアントが来ました。
カウンセリングをしていくと正社員にこだわっていたのは親だったことが分かりました。
そこに気づいた時、自分を苦しめていたのは親の考えだったのかと理解し、
その考え方と決別し自分の意志を再度見つめなおしたい、というケースがありました。
このように自分の考え方を見つめながら決断し行動をしていく事こそがとても大切です。
ようは自分の行動に責任を持つ、ということ。誰のせいでもありません。
そうすると、その後に起こる事象に対して納得していきます。
あの時の自分の決断によって今の事象があるのだ、という納得感。
この納得感があることで、今ある事象に対して悩んだり苦しんだりするよりも
前の方法でダメなら今度はこうしてみようかな‥
今回うまくいったから次はもっとうまくやろう‥
こうして自分の人生を構築していくのです。ようは覚悟ですね。
「全ての事象は自分自身が作り出している」
もし今ある事象に悩み苦しんでいるなら、まずは自分自身を変えていきましょう。
私は、そうった変えたい変えていこうとする方の手助けをしたいと思っています。
と、ここまで長きに渡って書いてきましたが、そう簡単にはいかないケースももちろんありますね。
ただ、それは自分が変わればよいというものではなく、もう少し違ったケースかな。
今回は自分が変わることで事象を変えていこう、というお話でまとめたいと思います。
それでは、また~🚪


